52ヘルツの鯨 愚か者の話をします。なんだかんだ言いつつこの書き方が一番書きやすいのです。呪われている、言葉は強いですけれど、所詮は私が私以外でなくなることが怖いだけなのでしょう。自分のことを自分以外の何かに当て嵌めて昇華して、そうやって生きてきたのです。この話は誰かの話ですけれども、でも私の話です。普段はこんなこと言いませんが、吐き出したいだけなのです。誰にも見られなくていいのです。……嘘、少しは見てほしい、かも。なんででしょう、苦しんでいることを言い訳にしたいのでしょうか。誰かに知らせて、私はこんなに可哀想な生き物なのだと叫びたいのでしょうか。愚か、愚か、愚かですね。私にとって一番の未知とは私かも知れません。てきとう言いました。それでは少し、...13Sep2020
頭の中の青春 ド素人だが創作小説を書いている。私の年齢が19で、小説を書き始めたのは12歳の、手前。未だネットの海を漂う処女作はちょっと検索すればすぐ出てくるようなそりゃもうとんでもねぇ黒歴史である。できることなら消し去りたいが、まぁみんなそんなようなもんだろう。多分。 小説を書いているのは、7年ほど。文字列だけ見ると何となく多い気もするが実際そんなことはない。本格的に創作活動にのめりこむようになるまではただ時折日々の感傷や衝動を書き起こしていただけである。7年間、ずっとそう。言うなればそれは呼吸に等しく、義務には成り得なかった何か。自分でもここまで続いている理由が言語化しにくい。だって冷静に考えてみてほしいけど、12歳から19歳なんて、青春時...04Sep2020