08Oct2024虎 このブログが更新されるということは、即ち何かあったということである。 まぁ、些細なものだ。匿名メッセージの観点でゴチャゴチャと。作家には付き物だし、私の中の私はこんな当て馬のように使われることが甚だ迷惑だ、他人に迷惑をかけてしまってとても申し訳ない、画面の向こう側の人の悪意も善意も読み取れないからどうしたらいいのか分からない、助けて欲しい、けれど泥舟に手を差し伸べるような人間はいない、とぐるぐる脳内会議を続けている。 ただ、今回に関しては私は本当の被害者であり、相手方に謝罪をすることはあっても、多くの人間に向かって謝罪する必要もなければ、訳の分からない罪悪感に駆られる必要も無いわけで。それは理解している。理解しているが、感情が追い...
23Aug2024自己認識 己の中に確実に奉仕体質というものがあり、なるべく目の前の人間に良い気分になって欲しいというものがある。沈黙はすぐ埋める癖がある。今のとこ発揮されてないのは両親だけである。上手くできてるかは知らないがその時に最適だと考える話題や態度性格人格を作り出してそれを本物だと思い込んで口からペラペラと喋るわけである。私の態度が昨日と今日で真逆になるのは殆どこれのせい。ていうか普通に気分の悪い人間と一緒にいるの辛くない?楽しい方が良くない?相手が楽しい方が私も楽しいし、という情けは人の為ならずの精神が一生ある。自我はあるし本音もあるけどこの場に適さないなと思ったら目の前では言わない。情報操作。その時その場に適した「私」という人間を演じるわけで、...
12Aug2024煙 生まれてこの方思考を止めたことがない。 ……などと言えば当然嘘になるが、残念ながら私は10年間小説という表現、ないし文字という媒体に踊らされた稚拙な哲学者である。カトリックの話は何回かしたが、神という概念が好き、というより。神という虚像を作り出した人間に興味がある。人間は興味が尽きない。情報量の塊だ。それが日本という小さな島国だけで1億人以上もいるというのだから、これを全て解き明かすには途方もない時間がかかるだろう。それこそ人類が滅亡するまで。その間にも人間は減り、増え続ける。情報には際限がない。これが観測できるインターネットというものは、私という酔狂な人間が魅せられるまでそう時間はかからなかった。 白と黒で構成されたゴシック体が...
29Mar2024【レポ】隔離病棟に入院しました 3月19日 深夜1時・用量用法を超えた精神薬を服薬、多分3シートくらい飲んだ。3種類か4種類くらい。残っていたやつ全部。・トイレのドアノブに紐をかけ、その中に首を通す。その後の意識は無い。 同日13時・母親によって発見、後、かかりつけ医にオーバードーズしたようだけどどうすればよい、との指示を仰ぎ、その後大型病院に搬送、胃洗浄もしたらしい。・意識が戻ったが、何かにつけては「死にたい」を繰り返すのでかかりつけ医の元に搬送。・「生存は罰」「この世は地獄」「私は救われたいだけだ」「本当に死にたい」「助けてくれ」をカウンセリングで繰り返し発言、しばらく入院するかと問われると数秒の沈黙の後、自分で肯定の意を返す。・隔離病棟に入院3月20日 恐...
16Nov2023懺悔 昨日母にマトモに生きていける気がしない、死ぬしかない、と呟いたら、そんなことを言うなと怒られた。なので今日は何をするにも涙が出て、死ぬしかないと思ったわけである。こういう時、いつも声にはならない。私の頭の中はグルグルグルグル考え続けるだけで、これっぽちも音にならないのである。思えば昔から他人に弱音を吐くという行為が非常に苦手であった。人間誰にも他人に見せている側面を選んでいると思うが、私は演劇を始めてから非常にこの傾向が強くなり、「私」という役を演じ始めたのだ。他者に話し掛けられればその場でてきとうに話をでっち上げ、他者が青と言えば青色の役をこなしてみせた。まぁそうでない時もあったが、基本的に私は私の役を演じ続けたのである。そのよ...
12May2023服毒 先週まで本当に、本当に死にたかったんです。絶対に死ぬと決意していたんです。線路は意外と歩きにくくて、ホームが高かった。でもこんなんやってもどうせ怒られて終わるなって思って、戻りました。私はつまらない私のまま、死なずに生きてしまったわけです。今週、病院がありました。薬を貰いました。あんなに死にたかったのに、今は死ぬのが怖いんです。これってまるで洗脳みたいじゃないですか? 私の意思ってどこにあるんだろう。薬で簡単に変えられてしまうようなものを、果たして意思と言うんでしょうか。私、本当に死にたかったのかな。またそういう格好を付けていただけなのかもしれなくて、そう考えたら自分の人生がもっとどうでも良くなって、なにもしたくないから、やっぱり...
05Mar2023希死念慮 幼い頃から無性に死にたかった。特に理由がある訳でもない。辛いこともあまりなかったし、沢山の愛情を受けて、なんとなく育ってきた。だというのに、自意識が芽生え始めた頃から私はどうしようもなく死にたくて、終わりに救いを感じていて、死ねば幸せになれるのだと信じていた。しかしその口で夢を語っていたことも事実である。アイドル、女優、声優、そういうキラキラしたものを夢見た。そういう特別になりたかった。現実はそんな生温いものではないので、当然、私の幼い小さな夢は運動靴の裏で押し潰された訳だが。どうしてこんなに死にたいのかと考えると、やはり終わりに夢を見ていたのではなかろうかと思う。若さに夢を見ている。年老いた自分を恐らく許容できない。刹那を売って...
20Oct2022安楽死 死にたいのだと医者に言ったら、死んではいけないと言われた。鬱は価値観や人格を歪めるものだ、死にたいと思うのは普通ではない。一時の異常で、その後の全てを投げ出すようなことはしてはならないと。 話は変わるがこの間祖父が死んだ。私が物心ついていないような時に余命一年と言われたのにも関わらず、孫が成人するまで生きたというのは凄いことだと思う。最期は眠るように逝ったらしい。亡くなる三日前に会ったが、濃厚な死の匂いが病室に立ち込めていた。人が亡くなる匂いはこのようなものなのかとぼんやり思ったものだ。葬式にはそこそこ人が来た。骨を焼き終わって家に帰る道中、母に「変わったね」と言われた。「ちょっと前までは擦れてたけど、真っ直ぐ育ってくれて嬉しい」...
22Jan2022原罪 神は何故自殺を良しとしないのでしょう。 ヨブ記によれば、私たちの命は全て神からの賜りものであり、生死の判断を下すのは神の采配であるべきそうなのです。主は与え、主は取られる。生存の苦しみは原罪故ですし、2000年以上前からありとあらゆる問いに答えを当て嵌めてきた宗教というものには、経典に大体のことが書いてあります。 まぁそれはそれとして。宗教は誰のためのものなのでしょう。様々な答えはありますが、私が思うに、神とは生者のための存在なのです。現世に生きる私たちは未だ死者の国を知りません。誑かされ、罪を擦り付け、楽園を追放された私たちがその罪から作り出した神という存在を、救いにして生きる人々がいます。大昔の偉い人は政治に宗教を絡めたことで...
11Sep2021中毒 つくづく睡眠って大切だなって思います。昼夜逆転極めてるからこんな時間まで起きてるわけですけど。数時間前までは物凄く眠かったのに今はあんまり。徹夜って大体こうですよね。そんで日中に襲いかかる眠気と気だるさに後悔して、今日は早く寝なくっちゃ。って思うんです。昨日思いました。孤独に適性がない私ですが、かと言って他人と生活したらマトモになるかって言われたらそうではなくて、他人に当たって自己嫌悪してヤケになって……の繰り返しだと思います。意識のある中で一番ヤバかった時確か実家に居たんで、まぁ鬱に近くに人がいるかどうかなんて些細な問題ですね。家が日に日に汚くなっていきます。掃除をする気が全く無くなるとそろそろヤバい証拠です。まぁ何ができるわけ...
09Jul2021臨死 一回怖い、と思うとずっと怖い。眠るのが怖い。眠りに落ちるのが怖い。意識を失うのが怖い。何かをしなくてはいけない衝動に駆られ、明日のやらなくてはいけないことをひたすら考え、明日やってはいけないこと、最悪のパターン、その対処法。ついでにどうしようも無い将来の最悪を考えて、死にたいというか、明日になるのが酷く怖い時がある。 今がそれ。 自殺未遂ってどこからそうなるんだろう。警察沙汰になるとか誰かに騒がれるとか、そういうものなら私は一回もそんなことしていないことになるわけだけど、ただなんとなくこれを無いと言い切ったら私が私を守れなくなるんだろうなと思うので、それはしない。 冬場に着たパーカーやトレーナーの紐は全部抜かれている。なんでかって...